有機JAS米由来エタノール有機認証取得

日本初!化粧品やアロマ製品の原材料 有機JAS米由来エタノールがオーガニック認証取得

 

「発酵で楽しい社会を(Fermenting a Renewable Society)!」をミッションに、発酵技術で循環型社会を構築している株式会社ファーメンステーション(東京都墨田区 代表取締役社長 酒井 里奈)はずっと以前に当サイトでもご紹介しましたが、これまで、余剰水田などを活用し、岩手県奥州市胆沢において栽培された有機JAS米を、奥州市内の自社工場にて発酵・蒸留してエタノールを作ってきました。

化粧品やアロマ製品などの原材料として幅広く使用されているエタノールですが、オーガニック認証を取得したものは世界でも少ないのが現状です。

このたび、ファーメンステーションが製造したエタノールが、95%以上がオーガニック原料であることが認定の条件といているUSDA(米国農務省 United States Depart ment of Agriculture)のオーガニック認証を取得。2019年12月からその製造・販売が開始されます。

化粧品、香水や雑貨などにおいてもサステナビリティやトレー サビリティが求められる中で、国産のオーガニックエタノールには化粧品からアロマ、子供用防虫スプレーなど、幅広い分野での活用と大きな需要が期待されます。

【お米でできたオーガニックエタノール(Organic Rice Ethanol)】

 

なお、エタノールをとった後に残る米もろみ粕(蒸留粕)も、セラミドを含むなど保湿効果を中心とする機能性のある化粧品原材料であり、同様にオーガニック認証を取得。

また、自社が持つ発酵技術を利用し、JR東日本スタートアップとともに、青森県のりんごのしぼりかすからエタノールの抽出にも成功。このリンゴエタノールを使ったオリジナルルームスプレーや アロマディフューザーは都内の商業施設で販売され好評だそう。

ファーメンステーションでは製造工程で一切ゴミを出さず、蒸留粕の一部は、良質な飼料として近隣の養鶏農家や畜産農家に活用され、さらに鶏糞は水田や畑の肥料に利用。サステナブルな地域循環システムを構築しています。

このサステナブルな取り組みは農産物に付加価値を与えるだけでなく、地域に観光客を呼びこむコンテンツとなっており、農家と協働で ツアーなども展開しています。

【エタノールや、米もろみ粕を活用した自社製品】

ファーメンステーションでは、洗顔石けんやアロマスプレーなど、自社製品も作っています。自社オンラインショップ(http://shop.fermenstation.jp/)の他、AKOMEYA、百貨店などで販売しているこれらの製品についても、2020年以降、オーガニック認証を取得した原材料を使用する予定です。
 

ファーメンステーションが開発した各種の商品はこちらから購入できます。

 

株式会社ファーメンステーション
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