【 五十嵐和恵の季節に合わせた暮らし方 Vol.7 】 梅雨の過ごし方&食べ方

全国的に梅雨真っただ中。マスクが必要なので、熱中症にも十分に気をつけなければなりません。今回は、健やかな毎日を過ごしていただけるよう、高温多湿の季節におすすめの過ごし方&食べ方をお伝えしたいと思います。

「湿」は体内にもたまる

梅雨になると室内が「湿」でジメジメ。同じように体内にも「湿」がたまります。「湿」がたまると、カラダがむくんでだるくなったり、食欲がおちたり。さまざまな不調につながります。家の中もカラダの中も、いかに「湿」を出すかがポイントです。

 

女性はカンジタ膣炎に注意

高温多湿だと、家中でカビや雑菌が繁殖しやすく。同じように、「湿」のたまったカラダは真菌(カビ)が増えやすくなります。水虫やたむし、女性はカンジタ膣炎が起こりやすい時期。デリケートゾーンのかゆみや白いカス状のおりものが特徴的なカンジタ膣炎は、免疫力の低下やステロイド剤・抗菌薬の服用などが原因です。規則正しい生活で免疫力を上げ、通気性の良い自然素材の下着や洋服を身につけることなどが大切。オーガニック素材の下着や布ナプキン・生理用品がおすすめです。

【とうもろこしごはん】 
とうもろこしは利尿作用だけでなく、胃腸の調子を整える働きもあります。蒸し暑く食欲が低下しがちな梅雨にぴったりの食材。とうもろこしのひげは「南蛮毛」と言い生薬として使われます。実同様、ひげと芯にも利尿作用があります。芯を一緒に炊くことでよりごはんの甘味が増します。ぜひ、ひげと芯も一緒にいれて炊きましょう。

〈材料〉
・米        2合
・とうもろこし   1本 
・酒      大さじ1
・塩       小さじ1~お好みで

〈作り方〉
①とうもろこしは実、芯、ひげの部分にわける。ひげはきれいな部分のみ1cmくらいの長さに切る。

②炊飯器に米と酒を入れ、水を入れる。とうもろこしから水分がでるので水は若干少なめに。塩を入れかき混ぜる。

③②の上に、とうもろこしの芯、実、ひげを乗せ、炊飯する。

④炊きあがったら芯を取りだし、実とひげを混ぜこむ。

 

「湿」だしには、利尿作用のある食べもの・飲みものを

蒸し暑い日や雨の日は、利尿作用のあるものをうまく利用しましょう。きゅうり、冬瓜、ゴーヤ、小豆、大豆、枝豆、緑豆、はとむぎ、とうもろこし、スイカ、メロン、とうもろこしのひげ茶、はとむぎ茶、小豆茶、ウーロン茶、プーアル茶などがおすすめ。冷えると代謝が悪くなるので、冷やしすぎないことも大切です。

6月30日は半年分の穢れを祓い、後半年の無病息災を願う「夏越の祓(なごしのはらえ)」。この日にいただく和菓子「水無月」はういろうの上に小豆がのっています。利尿作用のあるあずきは「婦人病の妙薬」とも言われる女性におすすめの食材。小豆の赤色は魔除けの色。6月30日は「水無月」を楽しみ、残り半年を気持ち新たにスタートしたいと思います。

 


ポジティブ・エイジング アドバイザー、健康管理士一般指導員、食育インストラクター。福岡市出身。時間とともになんとなく年をとるのではなく、加齢に対して前向きに準備をしながら素敵な年齢を積み重ねてゆく=「ポジティブ・エイジング」を提唱。東洋医学のある暮らしでうつ病や難病も克服。お子さんからシニアまで幅広い世代の方に、セミナーや講演会を開催。福岡県立高等学校食育出前講座、西南学院大学市民講座などの講師を務める。

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