3月12日〜14日の3日間、東京ビッグサイトで開催された健康博で気になった商品をピックアップしてご紹介するシリーズ。第三回は飲む油で注目! おろち神話の里・奥出雲「中村ファーム」のえごまです。
透明な黄金色に誘われて、奥出雲中村ファームのブースに入ってみました。
中村ファームは、平成16年「奥出雲来遠(らいおん)の里づくり」構造改革特区認定を契機に、翌17年に農業分野に参入。標高400mの中山間地域で、適地適作を基本理念に、体にやさしい有機農産物を生産するだけでなく、古民家を活用して、消費者に農村・農家体験を提供。消費者と生産者が直接つながるしくみつくりにも取り組んでいます。
えごまパワーで十年長生き?!
「えごま」は一年生のしそ科の植物。東南アジアが原産で、日本でも縄文時代から作られているそうです。地域によっては食べると十年長生きできるといわれ「ジュウネン」と呼ばれるほど栄養価抜群!
特に注目の成分は体内でドコサヘキサエン酸(DHA)とエイコサペンタエン酸(EPA)に変換される“α-リノレン酸”。DHA(ドコサヘキサエン酸)といえば、記憶力や判断力を向上する効果、血流を改善する効果、などさまざまな健康効果が期待される成分ですよね。
現在「えごま」の生産量日本一は宮城県で、島根県は2位。どうしても1位になりたい!と熱い思いを語る担当者さんの隣には、奥出雲町の役場の方も。
オーガニックを中心に地域が一丸となっている様子がうかがえます。
そして新商品をどうぞと、差し出されたのがこちら。
「えごま」の栄養をまるごと取り込んだ“まいにちえごま”ゼリーです。
トマック社の技術のエマルジョン(乳化)方法を使うことで、えごま子実の機能性成分をそこなうことなく商品化することに成功したのだそう。有機栽培のブルーベリーも入って、甘酸っぱくおいし〜い。
他にもドレッシングやクッキーなど、えごまの恵みがつまった商品が開発されています。
気になる方はサイトをチェックしてくださいね!
株式会社奥出雲中村ファーム
http://www.nakamura-farm.jp