IFOAM(国際有機農業運動連盟)のオーガニック世界会議(OWC)は、オーガニックに関する世界最大で最重要の国際会議で、3年ごとに開催される。前回は、アジアで初めて韓国で開催された。
19回目となる今年は「Building Organic Bridges(オーガニックの架け橋を築こう:直訳)」をテーマに2014年10月13日~15日にトルコのイスタンブルで開催される。
トルコ側で会議のコーディネートをするのは前頁に紹介したブダイ協会(Bugday- Association for Supporting Ecological Living) である。
ここでは、世界中から2500人を超える有機農業者を始めオーガニック関係者が集まってオーガニック農業の戦略と今後の計画について様々な議論が行われる。また、オーガニックに関する最新のテクノロジーや生産技術、マーケティング手法について学ぶ場でもある。
トルコにとっては、オーガニック農業やオーガニック製品に対するトルコの人々の認知を高めるのに格好のチャンスといえる。ブダイ協会の正式名称の一部である「エコロジカルな生活」に関心をもつ市民や、組織、企業に協力を呼びかけ、この運動をさらに促進する起爆剤となるだろう。
会議ではオーガニックに関する様々なセッションやプレゼンテーション、ワークショップが行われるばかりでなく、オーガニックマーケットや農場見学、イスタンブル市内のオーガニック・カルチャー・ツアー、グルメ・アクティビティ、特別展示会、映画上映などのサイドイベントも行われる。
会議開催前の週末には国内外の様々な機関によるプレコンファレンスやナショナル・フォーラムが開催され、農業、エコロジー、食品、生物多様性、自然保護、気候変動の分野のNGOが多数参加する。OWC閉会後には、IFOAM総会が開催される。
参加方法に関する情報は下記をご覧下さい: