韓国の全国紙・中央日報でも取り上げられるオーガニック関連情報

2014年12月25日

お隣、韓国のオーガニックはどれくらい盛り上がっているのだろう。11月終わりから12月初めに掲載された記事を紹介する。

11月28日にはアトピーにも安心のウェットティッシュ「ナチュラルオーガニック(네츄럴오가닉)」が取り上げられた。

これは、エコサートをはじめとする国内外の公認検査機関の様々な検証を通過して韓国のアトピー協会からアトピー安心マーク(KAA)を獲得した製品だとのこと。韓国でもアトピーは母親が最も気にするポイントであるようだ。

臭化ヘキサデシルトリメチルアンモニウム、クロロメチルイソチアゾリノン(CMIT)、メチルイソチアゾリノン(MIT)などの有害成分を添加せず、オーガニック認証を受けた原料だけで製造。抗菌認証包装紙とキャップ、ウェットティッシュの生地は、国内で唯一の抗菌Sマークを獲得したという。

12月1日には、韓国でナチュラル・オーガニック化粧品を紹介している「オーガニックボックス」が、化粧品の成分に対する誤解と現実に対し正しい情報を伝える「ティーパーティー」を開催したという記事が掲載された。

韓国でも化粧品の成分への関心が高まっているが、問題は含有量を偽ったり、成分を誤表記するなど、信頼できない製品も多く含まれていて、消費者の選択が困難になっているという現実だ。

正しい選択のための最善の方法は、しっかりと情報を取得し、理解することであることから、化粧品に記載された成分表記をよく見極めなければならない。オーガニックボックスは、今後も継続的にティーパーティーを通じ、消費者とのコミュニケーションを続けていく方針であるという。

さらに詳しくは中央日報サイトへ  韓国語サイトですのでGoogle翻訳をお勧めします
オーガニックボックスについてはこちら
 
12月12日には地産の有機製品に主力を置く「オーガニック・ビックマート」がボンソンドン(光州・江南)に12月18日にオープンするという記事。

ビックマートは1995年、首都圏以南では、最初に倉庫型ディスカウントストアをオープンし、光州と全羅南道に16店舗を展開。国内大型スーパーランキング15位を記録するほどの成功を収めた。

しかし、巨大資本による地域市場攻略に遭遇。ロッテショッピングに2007年と2011年に店舗を売却したが、現在、オンラインで活発な活動を広げている。その「オーガニック・ビックマート」が12月18日、「みんなに良い食品を!」というスローガンで南ボンソンドンに店舗を正式オープンするというのだ。

最初の店舗であるボンソンドン店は、面積230㎡で米や野菜、果物、畜産などの地域内で生産されている環境にやさしい製品が主力商品である。

ハジョンユン代表は「環境にやさしい農産物の65%以上が光州•全南地域で生産されているが、流通構造により、地域住民の食卓に上っていない。その現実を変えたい」という抱負を明らかにした。そして、都市の消費者には新鮮な商品安価に供給することができ、生産農家には適正価格保証することができる。この「共存」関係を構築することを目指していると強調した。

サマリー翻訳:篠原 一夫

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