フィリピンのピナトゥボ火山の噴火の被災者救援のボランティア活動に取り組んだスタッフが、帰国後に立ち上げたPakpak Natin(パクパク・ナティン)。寄付ではなく、対等な関係でつながりあいたいと、支援を続けるNGOの収入生計向上のプロジェクトで作られる商品を買うことで彼らを支える、というフェアトレードを始めました。
フィリピンでは、その後もスーパー台風などの災害が大きく復興途中にあり、日本の経済成長の時代にも似た状況で、貧富の格差が広がっているそうです。貧困地区、おもに農村の人々の収入向上と伝統文化の継承が目的のフェアトレードが行われています。
フェアトレードプロダクトの一つ、バリュウというヤシに似た木の葉で作られた「バリュウリーフのバッグ」をご紹介します。フィリピン・バナイ島の伝統のかごバッグです。
▲ショルダーバッグ:3,564円 約縦20cm×横(下部)29cm×マチ(底)14cm
ショルダーバッグは、シンプルなプリントのワンピースやカジュアルなパンツスタイルなど、どんな服にも合わせられる落ち着いた色。バッグの口を止めるココナッツボタンも、ポイントになっています。オフィスへも違和感なく持って行けるバッグです。便利な内ポケットも付いています。
▲マーケットバッグ:3,780円(税込)約縦27cm×横(下部)30cm×マチ(底)14cm
こちらは、少し大きめのマーケットバッグ。リラックスしたい休日のおでかけにはピッタリのバッグです。スカーフやコサージュをあしらっておしゃれ感をプラスすると、お買い物がもっと楽しくなりそうです。
古い葉で編み上げたバッグは、レザーのように丈夫だとか。お手入れは、柔らかな布で乾拭きを。水に濡れた時は、よく乾かしてください。バッグには、森の伝説「幸福をもたらす鳥:サリマノック」のチャームが付いているのも嬉しい。
バリュウリーフは、すべての工程を農村の女性たちの手仕事で行われているそう。細長い葉を収穫して天日干しした後、ていねいに木槌でたたいて柔らかくし、艶を出します。底から編み始め、持ち手をそのまま編み上げる技法ができる人は、現在ではわずかになってしまいました。
▲約30人を束ねるリーダー、81歳のロリータさん。技術を教えたり厳しく検品をしたり、品質向上に余念がありません。
▲さらに1/4インチにカットして材料として用います。地場材料&オーガニック100%です。
Pakpak Natinでは、フィリピンを知り学びあう教育活動も行われています。東京、埼玉、千葉など、地域で学びあい顔の見えるつながりを大切にしているとか。サイトをのぞいてみて、イベントに参加し生産者さんの話とステキなバッグの魅力に触れてみてはいかがでしょう。
*5月6日までお休みのため対応できません。
商品に関するお問い合わせは5月7日以降にお願い致します。
♥国際フェアトレード月間イベント
フィリピンのハンディクラフト展 5/7(木)-30(土) 11:30-15:00 日曜休
カフェ素々(もともと) 世田谷区経堂 生活クラブ館地下
♥みんなと地球をHappyにするお買い物
フィリピンのハンディクラフトフェア
6/18(木)-30(火) 10:00-20:00
東急百貨店たまプラーザ店4階
http://www1.odn.ne.jp/pakpak-natin/
WEB SHOP https://pakpak-natin.stores.jp