3月12日〜14日の3日間、東京ビッグサイトで開催された健康博で気になった商品をピックアップしてご紹介するシリーズ。第5回はオーガニックにかかせない元気で健康な土を作る堆肥「みな土」です。
盛りだくさんの商品が並ぶTAC21ブースの奥にいた男性に声をかけました。飛騨高山で「共存循環型農業」を目指して「みな土農場」を運営されている藤原さんです。
手にしているのは堆肥「みな土(つち)」。
展示会ブースに堆肥なんて、臭いは大丈夫?と思いきや、これが全然臭くない!
牛、豚、鶏などの糞に乳酸菌を混ぜることで臭いが消え、大腸菌のない堆肥「みな土(つち)」になるのだそう。使用している乳酸菌はバイオバランス社のもの。すでにイタリアとフランスでも使われています。
「みな土は土の上にばらまいて肥料として使います。生ゴミに振りかけると、ゴミの臭いも消えて吸収されるので、生ごみのリサイクルにも使えますよ。」と藤原さん。
梨やぶどうの産地の東京都稲城市でも、自治体として「みな土」を奨励していくことが決まっているそうです。果樹栽培では、虫のシーズンに農薬を使うことが多いのですが、土が健康だと農薬の量も減らせるかもしれないですね。
自宅の芽吹き始めたテッセンの鉢に、こんな感じに敷き詰めてみました。
健康な土から生まれた「みな土農場」の野菜。ぜひ一度、味わってみたいですね。
株式会社スピリット
http://www.spirit-hida.com
みな土農場
http://minatsuchifarm.hida-ch.com