銀座ミツバチの屋上庭園に、ギリシャ医学のハーブガーデンを再現

ギンザミツバチプロジェクト ~通称 銀ぱち~

銀座で採れるハチミツがあること、ご存じですか?
2006年のプロジェクト始動以来、テレビや新聞などでも紹介され、銀座のお店やデパートを中心に、このハチミツで作られた商品が販売されています。ハチミツを採るだけでなく、ミツバチによって周辺の生態系を豊かにしてもらい、お店とのコラボで銀座の街の活性化にも貢献している活動です。

始めは「ミツバチなんて!?」と驚き敬遠していた銀座の人々にも徐々に理解の輪が広がり、ハチのためにと進んで作ってもらった花壇も多いとか。 環境保護や町おこしの成功例として、企業・自治体からの視察が増え、さらに外国から訪れた方々との対談や交流が行われるなど、グローバルな展開となっているようです。

ミツバチ2

そして2015年5月4日(みどりの日)、養蜂が行われているビルの庭園内に ヒポクラテス・ボタニカル・ガーデン・ギンザ(Hippocrates Botanical Garden of Ginza=HBGG)が発足しました。

HBGGは、ギリシャのナチュラルコスメブランド「アピヴィータ APIVITA」とのコラボにより企画されました。「医学の父」と呼ばれる古代ギリシャのヒポクラテスが使用したハーブガーデンを、2500年の時を超えて銀座のビルの屋上に再現する計画。ギリシャのコス島に再現されたヒポクラテス・ボタニカル・ガーデン(Hippocrates Botanical Garden of Kos= HBGK)のミニ版です。オープニングには駐日ギリシャ大使も立ち合い、ギリシャと日本のハーフの子供たちがオリーブの木を植樹しました。

ミツバチ1

アピヴィータは1979年、養蜂家と薬剤師のふたりによって創業。ヒポクラテスのホリスティック哲学に学び、プロポリス、ロイヤルゼリーといった蜜蜂の恵みや、ハーブ、エッセンシャルオイルなどの天然成分を研究し、製品化して以来、自然環境も守り続けていくという信念に基づいた製品を作り続けています。 社名はラテン語のAPIS(アピス=ミツバチ)と、VITA(ヴィータ=生命)を組み合わせた造語で「ミツバチの生命」の意だそうです。

都市養蜂を通じて次世代に自然の大切さを伝え、都市と地方を結ぶ役割を果たしている銀座ミツバチプロジェクトの活動に、アピヴィータが共感しサポートを申し出たのは、このような背景があってのこと。今後は、リップクリームなどの売り上げの一部を銀ぱちへ寄付し、長期的なパートナーシップを継続していきます。

ギリシャ・コス島のHBGKは、地球上の野生植物を絶滅から守るための活動をしている植物園自然保護国際機構 Botanic Gardens Conservation International に登録されています。銀座のHBGGもそのメンバーになり、オリンピック勝者の冠に使用される月桂樹やローズマリー、オリーブなどが植樹される予定だそうです。

HBGGは5月5日より一般公開。(要予約・有償  http://www.gin-pachi.jp/0/topics/614

生態系を豊かにするミツバチの活動を子供たちが学べる教育の場としても提供されます。

 

 

▪HBGGに関するお問合わせ:

銀座ミツバチプロジェクト http://www.gin-pachi.jp/

東京都中央区銀座3-9-11紙パルプ会館10F TEL.03-3543-8201

 

▪アピヴィータ・ジャパン株式会社: http://www.apivita.co.jp  TEL/03-4580-1267

 

 

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