「子どもに安心して食べさせられる食材」をコンセプトとするオンラインサイト「Oisix(オイシックス)」に、平成28年熊本地震の被災地を支援する特設サイト「食べて応援!EAT and SEND for 熊本」が開設されました。
熊本県産の商品や寄付金付きの商品の販売、被害を受けた生産者へのメッセージ募集などが行われています。熊本県産の有機栽培米やご当地グルメ 太平燕(タイピーエン)など25品からスタート。生産地と連携しながら徐々に商品数を増やしていく予定だそうです。
特設サイト「食べて応援!EAT and SEND for 熊本」 http://www.oisix.com/kumamoto
▲ Oisix ロゴ と くまモン
震源となった熊本県には、Oisixの生産者が多くいます。また、Oisixでは、これまでに熊本県とのコラボレーションで、郷土料理が作れるキットを販売したり、Web上で熊本物産展を展開したりしてきました。また、Oisixのロゴは、熊本県のPRキャラクター「くまモン」のデザインを手がけたクリエイティブディレクター水野学氏(good design company代表)によるもの。このように多くの縁がある熊本県の、いち早い復旧・復興を願って、これからも支援を続けてゆくとのこと。
食卓に届く安心な食材が繋ぐ縁と、全国の人々から愛される「くまモン」が、突然の災害に見舞われた熊本を支える力を発揮しています。
特設サイト企画の背景
Oisixは、これまでに飲料の支援や人的支援を行ってきましたが、中長期的に熊本の食品産業の復興が必要と考え、特設サイトを開始。
また、「Oisix」サイト内で「熊本」と検索された回数が、地震の翌日からの6日間(4/15~4/20)とその前の6日間(4/9~4/14)を比較すると約5倍に増加していて、熊本を応援するために県産商品を探す方が増えていることも分かりました。
企画概要
・特設サイト名:「食べて応援!EAT and SEND for 熊本」
・実施期間:2016年4月21日~
・取扱商品:熊本県産の商品(7品)、50円分の寄付金付きのOisix人気商品(18品)
・寄付先について:当面は現地の直接支援にあたる団体などと連携して寄付を行い、その後は食品産業の復興支援団体に寄付する予定
Oisixによる支援内容や、生産者の状況について
<食料支援>
・4月18日、水6トンと野菜ジュース「Vegeel」3000本を、現地の生産者と連携して避難所などに配送
<人的支援>
・4月19日、災害支援のプロフェッショナル「CIVIC FORCE(シビックフォース)」「PEACE WINDS JAPAN(ピースウィンズ・ジャパン)」と連携し、東日本大震災時のボランティア活動に習熟した人員を現地に派遣
<生産者の状況>
幸い人的な被害は無かったものの、建物の倒壊などの被害が大きく、供給が一部困難に。生産者と連携し、早期の再開を目指して取組みを進める予定。
オイシックスについて
有機・特別栽培野菜、添加物を極力使わない加工食品などをオンラインサイトで2000年から販売。2011年の東日本大震災以降は、一般社団法人「東の食の会」と連携し、東北の食品産業の中長期的な復興支援を行っています。
オイシックス株式会社