9月20日(金)オーガニック学校給食を“本気で”考える-第10回 ナチュラル&オーガニック・ビジネスセミナー

「米を/野菜を、有機にしました」だけで終わりにしない。
育ち盛りの子ども達に本当に食べさせたい給食とは何か?
それは、どうすれば実現できるのか?

日本の小学生が給食を食べる回数は、1年間でおよそ190回、6年間では1140回程度。人が80歳までにとる食事の回数は87,600回と言われていますから、1140/87600回は給食で栄養を摂取していることになります(保育園・幼稚園・中学校も給食の場合、当然、この割合はグンとアップすることに)。

食べるものが、体を作り、心を育みます。給食は、育ちざかりの子どもたちの心身の健康に密接に関わっているものなのに、これまで長きに渡り、自治体も、学校(園)も、それから子どもたちの保護者も、食材の選定基準や献立の設計に関し、あまりにも無頓着でした。

このことを踏まえ、近年、給食に有機の米や野菜を使おうという動きが見られるようになってきました。しかしながら、「有機なのはごく一部の食材のみ」、「有機の素材を使ってはいるが、献立の栄養バランス自体に問題がある」等、理想的な給食と呼ぶにはまだ様々な改善点が残っています。

また、「食材をどこから仕入れればよいのか分からない」、「そもそもオーガニック給食を実現するほどの予算がない」といった問題も。

“子どもたちに本当に食べさせたい給食”を実現する上で、クリアすべき課題は何なのか? それは、どうすれば解決することが出来るのか?

料理研究家であり、食材の選定から、献立の組み立て、調理法に至るまで、オーガニック給食のプロデュースやアドバイス等も手掛けている山本朝子氏と、オーガニック給食・エディブルスクールヤード・直営農場を具現化し、教育界からも食の業界からも注目を集めている「認定こども園 吉見光の子モンテッソーリ子どもの家」の理事長兼園長・長嶋成幸氏がその答えを探ります。

さらに山本氏からは、今年3月にフランスのオーガニック給食を視察してきた際の報告もあります(※)。

オーガニック給食を広げていくことは、地域の有機農業の活性化や、新たなビジネスの創出にも繋がります。成功例にも失敗例にも目を向けながら、オーガニック給食ビジネス構築のための設計図を描いていきましょう。

講師プロフィール

山本 朝子 料理研究家。「CCクッキングスクール(Cultural Creative Cooking School)」代表、特定非営利活動法人グレインズ・イニシアティブ代表理事、一般社団法人オーガニックフードマイスター協会代表理事、「安全な食べものネットワーク オルター」顧問。オーガニックフード・アドバイザーとして、企業の商品開発コンサルティングやオーガニック学校給食のプロデュース等も手がける。

長島 成幸 「認定こども園 吉見光の子モンテッソーリ子どもの家」の理事長兼園長。また牧師でもある。農薬・化学肥料不使用、放射能1ベクレル以下という厳しい基準のもと、近隣の契約農家約10軒、及び、エディブルスクールヤードの取り組みとして園児たちが育てた野菜を中心にした、安心安全な給食を提供している。2017年には直営農場社会福祉法人・公益事業「グレイスファーム」を設立。2019年には「有機JAS認定事業者」となる。このような農業基盤を基に今後、障碍者・引きこもり・高齢者等の就労支援事業の取り組みを発展させる計画がある。

 

第10回 ナチュラル&オーガニック・ビジネスセミナー ~NOAF(オーガニック・エコ農と食のネットワーク)総会記念セミナー
●日時:9月20日(金)18:00~20:45 (開場17:30)
18:00~18:05 ご挨拶
18:05~19:05 講演「オーガニック給食 ~何が変わる? どう変える?」
~導入による成果と、導入への具体的手法 山本朝子氏
19:05~19:50 実践現場からの発表  長島成幸氏
19:50~20:00 休憩
20:00~20:30 パネルディスカッション
徳江倫明(一般社団法人フードトラストプロジェクト代表理事)※コーディネーター
山本朝子氏
長島成幸氏
20:30~20:45 解説 小川孔輔(法政大学経営大学院教授)

●会場:法政大学経営大学院(新一口坂校舎)イノベーション・マネジメント研究科
301教室 (東京都千代田区九段北3-3-9)
MAP: http://www.im.i.hosei.ac.jp/contact/access/

●参加費:一般3,500円 ※資料(冊子)代 込み 「2019 仏オーガニック学校給食レポート」
(NOAFを支援する会 会員1,500円 *資料(冊子代)込み)
※当日会場支払となります。

●NOAF会員の詳細と会員登録はこちら … http://noaf-nippon.org/
お申込みはこちら … https://food-trust.jp/seminar100/190920/

●主催:NOAFを支援する会
●共催:一般社団法人フードトラストプロジェクト/法政大学経営大学院「アグリフードビジネス・プログラム」準備会
●協賛:商業界
●後援:NOAF(オーガニック・エコ農と食のネットワーク) ※産官学連携ネットワーク

お問合せ:NOAFを支援する会事務局
(法政大学経営大学院イノベーション・マネジメント研究科小川孔輔研究室内)
TEL:090-2637-7878(花畑/はなばた)

※フランスでは、「2022年までに、学校給食・病院食・職員食堂など公共の集団食の食材を“オーガニック”または“環境に良いという認証付きの食材”で50%を占める」ようにする法律が2018年に成立しました。さらにパリ市は、2015年に、「2020年までに学校給食の原材料をオーガニックと持続可能な食材50%にする」という目標を掲げています。

 

 

《関連キーワード》

人気のWebコンテンツはこちらです

PC表示SP表示

お問い合わせ