五十嵐和恵の季節に合わせた暮らし方 Vol.18】2022.8.7~11.6秋の養生

暑さ真っ盛りではありますが、暦の上ではもう秋。

「希望」「前向き」など明るい花言葉を持つガーベラは春と秋が旬です。
カラフルな色は見るだけで楽しい気分に。リビングの雰囲気も華やぎます。

「ポジティブ介護」がテーマの2022年。
今回は「心の元気」についてお届けいたします。


心の元気

東洋医学には「心身一如」という基本的考え方があります。心と体はつながっていて、心の不調が体の症状を招いたり、体の症状が心の不調を招いたりする、ということ。前回のコラムでも触れたように、介護をしていると気持ちが落ち込むこともありますが、私が体調を崩すわけにはいきません。意識して「心の元気」を保つようにしています。

秋は「悲しみ」「憂い」の季節

東洋医学にはまた「季節ごとにおきやすい感情がある」という考え方もあります。秋の感情は悲しみや憂い。気持ちが高揚した夏が終わり冷たい秋風が吹くころ、特に理由もないのにもの悲しくなったり、センチメンタルな気分になったり。感傷的になりすぎると体調を崩す要因になります。秋はより意識して気分を上げ、心を元気にすることが大切です。

元気になるおやつ

母のケアが必要になり、私は甘いものを毎日食べるようになりました。甘いものを口にするとその瞬間ほっこり。甘いものは体に悪いし太るし…とわかってはいるものの、やめられない毎日。それならば、我慢するのではなく、薬膳食材など上手に利用し、食べて元気になるものにしよう! と発想を転換。オーガニック食材を使ってスイーツ作りも楽しんでいます。私がよく食べている物と効能を簡単にご紹介します。(上から時計回り)

・ さんざし条(さんざし … 肉や脂っこいものの消化促進、コレステロール低下などに)

・ 有機甘栗(栗… 足腰のだるさ、耳鳴り、老化予防などに)

・ 有機蒸しあずき(あずき… むくみ解消、吹き出物などに)

・ 有機ナッツ類(ナッツ… 秋の乾燥予防などに)

・ オーガニックレーズン(ぶどう… 疲労回復、むくみ解消、喉の渇きなどに)

・ オーガニックくこの実(くこの実… 疲れ目、滋養強壮、老化防止などに)

・ はすの実(はすの実…気がせく、不眠、心のトラブルなどに)

・ フリーズドライなつめ(なつめ… 気持ちの落ち込み、不眠気味、食欲不振などに)

[参考:「薬膳・漢方の食材帳」実業之日本社 ]

日本ではお汁粉と言えば小豆ですが、他の豆類やナッツでもおいしくいただけます。くるみの香りとココナッツミルクのコクが贅沢なお汁粉。くるみも豆乳もはちみつも体を潤わせる働きがあるので、乾燥した秋におすすめの一品です。

【 作り方 】

< 材料 >(2人分)      
・オーガニック生くるみ    120g
・有機豆乳          100cc
・有機ココナッツミルク     100cc
・オーガニックシュガー     20g
・はちみつ          大さじ1 

< 作り方 >

①くるみを沸騰したお湯でさっとゆで、余分な油分をとる。

②豆乳とココナッツミルクを鍋に入れて火にかけ、煮立つ直前に水気を切った①を加え、弱火で約10分煮る。

③②にオーガニックシュガーを入れ焦げないよう煮溶かし、火を止める。

④③の粗熱が取れたらはちみつを加え、フードプロセッサーでなめらかにする。

⑤④をこし、器に注ぐ。

※ くるみは鮮度のよい無塩のものを使用。

※ あつあつでも冷やしてもおいしい。

おいしいものが旬を迎える秋。スイーツ作りもより楽しみな季節です。おいしい幸せは心と体を元気にしてくれます。ポジティブ介護のためには自らの健康が第一。悲しみや憂いの感情に注意しながら、心穏やかに過ごしたいです。

※ 秋の養生については「五十嵐和恵の季節に合わせた暮らし方Vol.3、8、13 」を併せてお読みください。

五十嵐和恵
ポジティブ・エイジング アドバイザー、健康管理士一般指導員、食育インストラクター。福岡市出身。時間とともになんとなく年をとるのではなく、加齢に対して前向きに準備をしながら素敵な年齢を積み重ねてゆく=「ポジティブ・エイジング」を提唱。東洋医学のある暮らしでうつ病や難病も克服。お子さんからシニアまで幅広い世代の方に、セミナーや講演会を開催。福岡県立高等学校食育出前講座、西南学院大学市民講座などの講師を務める。

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