プラスチックフリージュライ! ピープルツリーが「プラスチック問題のドキュメンタリー映画上映&トークイベント」開催

「PLASTIC FREE JULY (プラスチックフリージュライ)」とは、海やコミュニティをより美しくするため、2011年にオーストラリアで始まった使い捨てプラスチックをなるべく使わないようにしようと呼びかけるキャンペーン(参考:PLASTIC FREE JULY )。
2022年7月には、195か国で推定1億4000万人もの人々が参加しています。

この「PLASTIC FREE JULY」に合わせ、脱プラスチックなライフスタイルをテーマにしたオンラインイベントが、フェアトレード専門ブランド「ピープルツリー」によって開催されます。720()26()7日間、オンラインで映画『マイクロプラスチックストーリー ぼくらが作る2050年』を上映。723()には、ニューヨーク在住の佐竹敦子(さたけ あつこ)監督が登壇するオンライントークイベントを実施。

ピープルツリーの「脱プラスチック」なライフスタイルに合わせ提案する商品

ピープルツリーは、持続可能なものづくりのために、オーガニックコットンや天然素材を使い、水や空気を汚さない取り組みなど、環境にも配慮してきたブランドです。ピープル()・ツリー()というブランド名が示すように、環境(生態系)を守ることは、人を守ることと同様に、ピープルツリーの活動の根幹をなす大切なもの。

現在、海へ流入するプラスチックごみの量は世界で年間800万トンと推定され、今のペースで増えていくと、2050年には海の中にあるプラスチックごみの量が魚の量を超えると試算されているそう。さらに、各国の1人あたりプラスチック容器包装の廃棄量を比較すると、日本の人口1人あたりのプラスチック容器包装の廃棄量は、米国に次いで多いとされています。

ピープルツリーは、フェアトレード専門ブランドとして、プラスチックゴミ問題についても大きな問題意識を持っています。生態系に大きな影響を及ぼす「プラスチックごみ」問題は、国際的な対策とともに、ひとりひとりの意識改革が不可欠。日本で脱プラスチックのライフスタイルを根づかせることは、地球規模にインパクトがある有意義な活動だと考えているのです。

監督の佐竹敦子さん

上映される『マイクロプラスチックストーリー ぼくらが作る2050年』は、プラスチック問題に取り組むニューヨークの小学生たちを追ったドキュメンタリー。2019年に制作され、世界の映画祭で8つの賞を受賞しました。プラスチックにまつわるさまざまな問題を分かりやすく紹介し、子どもたちの前向きな行動力にエネルギーをもらえる映画です。今回上映するのは「吹き替え版」のため、字幕を追えない子どもでも大丈夫。夏休みに、親子でプラスチック問題について話し合うきっかけにもなりそう。

トークイベントでは、佐竹監督から映画制作の裏話や環境活動家としてのニューヨークでの取り組みなどを伺うことで、プラスチック問題に対して私たちができることを深掘りします。

ピープルツリーには、「今回のイベントを通じて、映画の中で子どもたちが動き始めたように、日本にいる私たちにもできる『社会を変えるための一歩』のヒントを得る機会」になってほしいという思いがあります。2050年はどんな世界になっているのか、元気な子どもたちのパワーが伝わる映画から「未来」に思いを馳せ、「今」できることを考えてみませんか?

■イベント紹介
オンライン映画上映会&監督トークイベント
脱プラスチック!「社会を変える」ための一歩を踏み出すヒント

<イベント詳細&申込み>
https://20230723ftgakko-plasticfree.peatix.com

<開催日時>
・7月20日()~26日()
オンライン上映会『マイクロプラスチックストーリー ぼくらが作る2050年』 
※vimeoによる配信
・7月23日()10:00~11:00
佐竹監督のオンライントークイベント開催 ZOOMによる配信

【映画について】
プラスチック問題にニューヨークの小学生が立ち上がる!
『マイクロプラスチックストーリー ぼくらが作る2050年』
詳細URL: https://www.microplasticstory.org/
映画予告動画: https://www.youtube.com/watch?v=MJUmuAnMk2k

●あらすじ
ニューヨークブルックリンの5年生たちが世界的に大きなプラスチック汚染問題の根っこが何かを彼らの視点で問いただし、解決に向かって自分たちの地域からアクションを広げて行くまでの2年間を追った長編ドキュメンタリー。

●概要
監督:佐竹敦子&デビーリー・コーヘン
制作:カフェテリア・カルチャー
日本語吹替版共同制作:一般社団法人タラ オセアン ジャパン、アニエスベージャパン株式会社、特定非営利活動法人 海の自然史研究所
2019年アメリカ制作、76分カラー

●料金
1,500円(税込)
※映画視聴のみ、トークイベントのみのご参加でも同じ料金です。

●佐竹敦子(さたけ あつこ)さんプロフィール
共同監督・プロデューサー・環境活動家・ドキュメンタリー映像作家
現在ニューヨークを拠点とするNPO団体カフェテリア・カルチャーにてメディアディレクターをつとめながら、合衆国環境保護庁やニューヨーク市教育委員会と密接に活動中。ニューヨーク市マンハッタン在住。2児の母。日本大学芸術学部放送学科卒業。

●ファシリテーター
ピープルツリー 広報・啓発担当:鈴木啓美(すずき ひろみ)さん

フェアトレード専門ブランド ピープルツリー  https://www.peopletree.co.jp/

企業情報

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執筆者:奥田 景子

ライター(エシカルファッション、フェアトレ-ドなど)。福岡県生まれ。文化服装学院スタイリスト科卒業後スタイリスト。以降雑誌を中心にしたスタイリスト。社会的なことに興味を持ち、大学院で環境マネジメントを学ぶ。理学修士を取得。2013年から福岡を拠点に移してライターとして活動中。

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