ヴィーガン(VEGAN)は完全菜食主義者を意味し、「人間が動物を搾取することなく生きるべき」という考えのもと、菜食主義に加え卵や乳製品や蜂蜜も排除する食事のことです。
その理由は、健康志向であったり、動物愛護の観点や環境問題などの倫理的志向であったり、アレルギーや宗教などによってと様々です。
世界に広がるヴィーガン
ヴィーガンがイギリス発祥ということもあり、欧米ではヴィーガンレストランが現在増加の一途を辿っています。2017年よりアメリカ・ニューヨークシティにある1200の公立学校で、ヴィーガン仕様の給食が選べるようになり、2019年現在ではカリフォルニア州など数百の公立校で「ミートレスマンデー(Meatless Monday)」が導入され全ての学生が肉のないメニューを給食で食しています。また、希望者にはヴィーガンメニューも選択できるようになっています。
日本ではオリンピックへ向け、ハラル認証レストランなども増えて来たとはいえ、通常のレストランの場合、野菜メニューであっても出汁に動物性由来の物を使用していたりでヴィーガンで暮らすのは困難であることがまだまだ多いです。
しかし、実は日本古来の「精進料理」はヴィーガンであったりするのです。完全なヴィーガンライフを送ろうとするとハードですが、先ずはこのヴィーガンミールキットで「時々ヴィーガン」メニューを楽しんでみることから、食のダイバーシティを考えてみませんか?
気軽に試せるヴィーガンミールキットが日本にも上陸!
アメリカで人気を誇るパープルキャロットのヴィーガンミールキットが、Oisixでも購入できるようになりました。
PC社は2014年に創業したヴィーガン食100%のミールキット宅配を展開しており、アメリカ本土48州を対象に、毎週ヴィーガン食のミールキットを届け、お客さまに健康的な食生活を提供しています。アメリカにおいては健康意識の高まりや食肉消費に伴う温室効果ガスの排出に対する懸念から、ヴィーガン食の市場が拡大しており、2020年には2015年の倍に当たる250億ドルまで成長すると見られています。
ミールキットならではのメリット
<ヴィーガン豆腐そぼろのビビンバの材料はこれだけ>
女性の活躍推進などの影響をうけ、料理の時短ニーズが顕在化しており、手間を掛けずに手作りの食事を楽しめるミールキットが人気を博しています。「メニューを考えるのが辛い」「買い物へ行く時間が無い」状況が増えつつある共働き時代、全ての食事を外食にするのは経済面や健康面でも考えにくい上、子連れであれば外食よりも自宅で食べたいところです。
そんなニーズを全て満たしてくれるのが、ミールキット。実際作ってみましたが、自分で作るといつも似たような味付けになってしまうメニューが一変。普段、ついつい省略してしまう「レモン汁をかける」とか「ビーツの塩もみを散らす」など一手間の工夫が、自宅料理に彩りを与えてくれます。
また、環境問題にも取り組みたいけれど、今までやったことないからとヴィーガンメニューにハードルを感じてしまうもの。このパープルキャロットヴィーガンキットで一度ヴィーガンメニューを料理してみると、ヴィーガンの概要を掴むことができます。いつも肉を使うところで豆腐や豆を使うのか!などという風に。
豊富なメニュー展開
<ヴィーガン手作りそぼろ巻きは豆腐そぼろを活用>
<ヴィーガン豆腐そぼろを使ったビビンバはレモン汁と塩もみしたビーツが引き立てます>
<味噌マスタード麺は味噌のコクで旨味がたっぷり>
ヴィーガンミールキット「パープルキャロット」(Oisixサイト内)
オイシックス・ラ・大地株式会社
企業情報
執筆者:ルミコ ハーモニー アーティスト・活動家。日本生まれ。フィンランド人と結婚後3児と国際的な暮らしを実践。親子で国際交流を支援するNPO法人ザ・グローバル・ファミリーズ創立者/副理事長。英語でアートをやる集団LITTLE ARTISTS LEAGUE創立者/アートディレクター。株式会社アマナ コミュニティマーケティングDiv.コミュニティプロデューサーとして多方面にて活動中。 |