「ファイトケミカル」というとなんだか勇ましそうな化合物をイメージしますよね。実は、「ファイトあるいはフィト(phyto)」は、ギリシア語で「植物」を意味し、ケミカル(chemical)は「化学物質」のこと。なので、「植物由来の化学成分」という意味だそう。
栄養素としてよく耳にするアントシアニンやカテキンなどのポリフェノール、βカロテンやリコペン、ルテインなどのカロテノイドや大豆に含まれるイソフラボンなどが植物が作り出す化学物質にあたります。
しみ・しわといった老化現象、動脈硬化やがん、生活習慣病の原因となる活性酸素を除去して細胞を守る抗酸化作用をもっています。
以前、がんの術後に奨められたスープに「ハーバードスープ」いうのがあって、現在でもよく作って飲んでいますが、これがファイトケミカルスープのことでした。
材料や作り方は簡単です。キャベツとタマネギ、にんじん、かぼちゃを一人1日100 gづつの目安で1口大に切り、水1リットルで、最初、強火で蒸気も逃さぬように煮、沸騰したら弱火で20分ほど煮込むだけ。
ファイトケミカルが溶け出して滋味豊かなスープが出来上がります。ゆでるとファイトケミカルの吸収率がアップ!
汁の部分だけではなく、これを丸ごとお味噌汁にしたりポタージュにして、日々の食卓にのせます。スープ自体に味がありますので、塩やお味噌の量も控えめにしていただけます。
ファイトケミカルスープの効果は:
● がんの予防と術後に
● 免疫力をアップする
● 肝臓のデトックスに
● 抗ウィルス、抗アレルギーなので花粉症、風邪の予防に
● 認知症予防の血流改善
● 肥満予防、便秘・下痢の改善
クレヨンハウスが3月に発行した雑誌 「いいね」によると、クレヨンハウスの宅配便に「野菜スープ」セット定期便が加わったそう。2人7日分をセットにして税込・送料込みで3,380円。
4つの野菜は有機栽培なので、安心して皮ごと使って作ることができます。毎週来ることが決まっていると習慣化できて楽ですね!
クレヨンハウスのレストラン「広場」のディナーブフェには「ファイトケミカルスープ」が毎日出ますので、お試しあれ!もちろん、おかわり自由だそうです。