1929年に創設された株式会社鎌倉ハム村井商会(横浜市瀬谷区 代表取締役社長村井洋介)は、NASAA(オーストラリア持続的農業協会)のオーガニック認定を受けたOBE オーガニックビーフを輸入販売しています。
【牧草肥育されたOBE オーガニックビーフであることを示すシール】
OBEオーガニック社とは、1995年に設立された、オーストラリアで最も古く、高品質を誇るオーガニックビーフ生産者団体です。化学物質、抗生物質、成長ホルモンを一切使わず、安全で健康的かつ人道的な条件の下で牧草肥育しています。
特別な環境の生産地
OBEオーガニックビーフは、何百万年もの間土壌の汚染はもちろん農薬とも無縁に保たれてきたオーストラリア中央部に広がる「チャネルカントリー(下図)」で生産されています。入植した生産者は、長年にわたり有機牧畜への転換を行い、1995年から“OBEオーガニックビーフ”の生産を開始したのです。
この地域は、地理的に孤立し、病害もまれな生態系となっていて、オーガニックビーフを生産するのに、もっとも適した生産環境となっています。
毎年、夏のクイーンズランド州北部に降った豪雨が、
広大な自然の有機牧草地に放牧された牛たちは、この水源の新鮮な水を飲料水にして育てられ、これにより、引き締まった赤身で、健康に必要なビタミンとミネラルを豊富に含む独特の風味を持つビーフが作られます。
持続可能な生産プログラム
家族経営による生産農家の牧場面積を合わせると、700万ヘクタールを優に超え、北海道に匹敵する広大な面積を有するオーストラリア最大のオーガニック牛肉の生産者であるOBEオーガニック社。持続可能な生産プログラムでもオーストラリアの牛肉業界をリードしています。
このプログラムにより、牛肉が生産されている環境を保護し、牛たちの飼育状態を向上させ、サプライチェーンに関わる全ての人々を支援しています。
おいしさの秘密
OBEオーガニックのおいしさの秘密は、「夏季に訪れる恵みの洪水」と、「冬の降雨が育むハーブや草類」にあります。このチャネルカントリーには、250種類にもおよぶ自生の牧草類・ハーブ類の植生が見られます。
多くの自生牧草類は、多くの種子をつけ、この種子に含まれる豊富なタンパク質・炭水化物は、OBE社が飼育する肉牛にとっての貴重な栄養源となります。
また、多種にわたるハーブ類は、肉牛の嗜好性が非常に高く、水分・タンパク質・ハーブ効果物質を多く含み、肉牛の健康な成長に欠かせない栄養源となっています。
左よりスピ二フェニックス、バーレー・ミッチェルグラス、ワイルド・ソルガム
チャネルカントリーの自然のうまみがたっぷり詰まったOBEオーガニックビーフで、いち早く有機JAS畜産物認定を取得して日本に紹介される鎌倉ハム村井商会の製品には次のようなものがあります。
左 肩バラスライス と 右 肩ローススライス
サーロインステーキ
左 切り落とし と 右 ひき肉
お問い合わせ
鎌倉ハム村井商会営業本部
担当:浅利/舟山
電話番号;044-276-0179
E-mail;info@kamakuraham.co.jp
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