12月に入ると、1年汚れを落とす神社や寺院のすす払いのニュースがテレビに登場しますが、今年もいよいよあと1週間余り。
なるべく楽に、手間をかけずに行いたい我が家の大掃除のために情報を集めてみると、今年の年末の大掃除は、ナチュラル洗剤やエコな掃除グッズが人気だそう。なかからお勧め情報を駆け足でご紹介しましょう。
ナチュラル洗剤で大掃除!
手軽に、簡単に、とはいいながら、環境にやさしい洗浄法で1年を締めくくりたいですよね。ナチュラル洗剤で大掃除をする時の心得として、ナチュラル洗剤の種類、用途、効果を簡潔にまとめてみました。
クエン酸
レモンをはじめ柑橘類に多く含まれているクエン酸は酸性なので、アルカリ性の汚れに強いことを抑えておきましょう。
シンク・蛇口などの水垢、トイレの黄ばみ、石けんカス汚れにクエン酸水を吹きかけ、拭くだけ。
クエン酸水は、水200mlに小さじ1杯の割合で溶かし、市販のスプレーボトルに入れると完成です。ただし、作り置きはできないそうです。
重曹
弱アルカリ性の重曹は油汚れや手垢など、酸性の汚れに強いそう。
重曹3に水1を加えて重曹ペーストを作り、気になる汚れ(換気扇・バスタブ)に塗りつけて15分ほどおいてふき取るだけ。重曹ペーストも作り置きはできないそうです。
また、口の広い容器に重曹を入れ、ふたをいしないで冷蔵庫や玄関・トイレに置くと消臭剤になります。効果がなくなったら重曹ペーストにして再利用できるとか。
当サイトで何度かご紹介した天然由来100%の除菌消臭剤シェリスタは、重曹とは違って強アルカリですが、効能はほとんど同じです。スプレーだと手軽なので、筆者は日ごろからバスタブの洗浄に愛用しています。
酸素系漂白剤 過炭酸ナトリウム
漂白剤も環境にやさしいナチュラルがあること、知っていましたか?
衣類のしみ抜きや布製品の黄ばみ、黒ずみの漂白に使用できます。ですから、茶渋落とし、ふきん・スポンジ・食器の漂白・除菌に。さらには、排水口、パイプ、洗濯機、風呂釜、浴室小物の洗浄にと、大活躍の洗浄剤です。
酸素系洗浄剤なので、安心して使え、塩素系漂白剤のようなツンとした臭いも無く、有毒ガスが発生する事もありませんし、除菌・消臭機能もあります。
使い方は水2Lに20g。漬け置きなら効果がアップするぬるま湯(40+50℃)を使い30分ほど漬けておくこと。シンクの排水口には50gほどを直接振りかけ、コップ1杯のお湯を掛け15分おく。洗濯機の洗浄の場合は、高水位にして本品500gを入れ、2~3分撹拌運転し、2時間放置後、標準コース1サイクル運転するなど、抑えておきましょう。
ここでご紹介したナチュラル洗剤はインターネットではもちろん、100円ショップでも購入することができます。
洗剤を使わないエコ系掃除グッズ
Amazonの今年のお掃除用品売れ筋ランキングによると、洗剤を使わずにあるいは水にぬらすだけで使用できたり、洗って何度も使える雑巾やモップなど、エコなお掃除グッズが上位を占めたとか。ネットでもお店でも、もう品薄になっているようですので、即、購入することをおススメします。
たとえば、いろんなところから出でいるマイクロファイバー製の「手袋」タイプの雑巾。複数買っておいてリビング用とか台所用など、どこに使うかあらかじめ用途を決めておいて使用するのが便利ですね。手袋タイプだから細いスキマもきれいに拭けるそう。両面使えたり、天然羊毛製もあるようです。
例:「あっちこっち おそうじ手袋」(780円・テイジン)
年末大掃除で面積が広く大変なのは窓磨きと網戸の掃除。それを洗剤を使わないで簡単にできるなんて!
たとえば、「レック 激落ちクロス マイクロファイバー10枚入り」(1138円・レック)も洗剤不要のマイクロファイバー雑巾で、窓ふきもできます。また、「柄つきあみ戸びっクリーン」(798円・セイエイ)は水に濡らしてこするだけで、網戸の汚れが取れるそう。
1枚で窓も網戸も拭ける雑巾もカインズで見つけました。でも、もう在庫なしになっています。在庫ありになったらぜひ入手しておきたい商品ですね!「窓も網戸も拭ける雑巾 MAZO-2818」です。
*ナチュラル洗剤の画像はシャボン玉石けんとカインズの商品画像をお借りしました。
*シャボン玉ナチュラルクリーニングシリーズも参考にしました。