夏は都会を離れて、自然の中で気持ち良く過ごしたいもの。食べ物や飲み物、シャンプー、タオルやベッドリネンまでオーガニックや自然素材にこだわったビオホテに、一人でも家族でも宿泊してみるのはいかがでしょうか。BIO(ビオ)とはオーガニックのこと。
厳しい基準を規約する「BIO HOTELS JAPAN」の認定を受けた「八寿恵荘」は長野県北安曇野郡にあります。日本の基準より、さらに厳しいヨーロッパのBIO基準もクリア―できるほど、世界的にもトップクラスのビオホテルだそう。
地元で採れたオーガニックの食材を使い、化学調味料や化学添加物が一切使われないお料理や飲み物。柔らかく優しい使い心地のオーガニックコットン100%の寝具。洗濯にも自然素材の洗剤が使われているのでアレルギーの人でも安心です。
化学物質にふれることがない空間を満喫できます
建物は、地元の池田町産のアカマツ、長野県産のスギ、ヒノキが使われ防腐剤や接着剤を使用せず、漆喰の壁に天然素材の塗装がされています。カモミールから抽出した高濃度のカミツレエキス「華密恋薬用入浴剤」が、たっぷり入ったお湯につかり、至福のひとときが味わえます。
木の香りには癒し効果もありそう
地産地消で循環させるため、地元のものを使うというサステナブルな取り組みに加え、CO2の排出量削減にもチャレンジされているとか。
「BIO HOTELS JAPAN」では、ヨーロッパのビオホテル協会と連携してさまざまな取り組みが行われています。食品や製品について、既存の認証や認定にとらわれない独自の厳しいガイドラインが制定されているのが特徴です。
オーガニックはライフスタイルの一つ。夏でなくても、季節の移り変わりを自然の中で体感できる空間です。さらに、ビオホテルに泊まることは、自分を癒し元気になれるだけでなく、たくさんの学びも与えてくれます。
BIO HOTELS JAPAN http://biohotels.jp/
八寿恵荘 http://yasuesou.com/
オープニングの時も取材しました!その時の記事はこちら
《関連キーワード》
カミツレ研修所, 八寿恵荘, 日本ビオホテル協会, 華密恋
執筆者:奥田 景子 ライター(エシカルファッション、フェアトレ-ドなど)。福岡県生まれ。文化服装学院スタイリスト科卒業後スタイリスト。以降雑誌を中心にしたスタイリスト。社会的なことに興味を持ち、大学院で環境マネジメントを学ぶ。理学修士を取得。2013年から福岡を拠点に移してライターとして活動中。 |