人と環境の未来を取り戻そう! 「Natural Rice Field 郷彩」の玄米粉ぱすた

山形県高畠町二井宿にある「Natural Rice Field 郷彩(さといろ)」は、農薬や肥料をまったく使わない自然栽培で農業を営んでいます。自然循環の中で、人も動物も植物も共に生きている大地。そこで栽培されたお米でつくられた「玄米粉ぱすた」の発売が始まりました。

いのちが営みを繰り返す「郷彩」の新商品は、沖縄のモリンガと野州の麻炭がブレンドされたもの。ただ昔を懐かしむだけでなく、現代にアレンジされた商品に魅力を感じ「郷彩」代表の佐藤泰秀(さとう やすひで)さんにお話を伺いました。

旅をして気づいた大切なこと

長男だったため子供の頃から、家業の農業を継ぐように言われ続けていたという佐藤さん。そのまま農業を継ぐことは、敷かれたレールの上を歩むようで躊躇いがあったとか。大学卒業後はいったん会社員になり、その後都会での生活にも違和感をおぼえ、実家に戻ってきたものの、大量に農薬や化学肥料を使う農業を継ぐ気になれない。思案の末、昭和初期に生きた人の感覚を体感してみたいと東南アジアを旅したそう。

「いつも笑って暮らし、誰からも好かれていた祖母の姿が軸にあったんです。必要最低限のもので幸せな生活をおくっていたので、漠然と『どうしてかな』と不思議に感じて。今の日本では体験できそうにないので、とりあえず東南アジアの農村部に行けばいいと考えました(笑)」

8カ月の海外放浪での気づきが、2019年の「Natural Rice Field 郷彩」創立につながっています。

「現在の稲作は、面積あたりどれだけ多くの収量を上げることができるか、に着目されていますよね。でも、自然界の生きものは、種の存続ができるだけしか育たないんです。そんな自然界の掟を大切にして、減っていくミツバチや小川の生きものたちが健やかに暮らせるよう、自然の一部として稲作をさせていただこう、と理念が定まりました。大切なことは、自然との共生。自然の掟に則った稲作をしていけば、実家も家業も継ぐことができると気づいてから『郷彩』の立ち上げに迷いはありませんでした」

「郷彩」という名前には、故郷を豊かに彩りたい、自分の世代でできるだけ自然を本来の姿に戻し次世代を生きる子ども達に引き継ぎたい、という思いが込められています。

「東南アジアの農村で暮らす中で、幸せな生活とは、自然に囲まれて必要最低限のモノがあり、人々が協力し合って生きていることだと理解しました。『足るを知る』を学んだんです」

そして健康を意識した食品を開発

そうしてスタートした「Natural Rice Field 郷彩」の新商品が、「玄米粉ぱすた 沖縄モリンガ」と「玄米粉ぱすた 野州麻炭」です。完全無農薬・無肥料の原材料を使用したモリンガ入り、麻炭入りの玄米麺は国内初だそう。(20213月「Natural Rice Field 郷彩」調べ)

左)玄米粉ぱすた 沖縄モリンガ 120g:425円((税込)
右)玄米粉ぱすた 野州麻炭 120g:425円((税込)
https://www.satoiro.com/shop

沖縄産モリンガは、ビタミン類や亜鉛、カルシウムやカリウム、リン、食物繊維や必須アミノ酸など非常に多くの栄養素を含む優れた植物です(参考:沖縄情報市場)。そして、麻炭は栃木県で生産された野州麻を高温で焼き上げパウダー状にしたもの。麻炭は、備長炭の4倍といわれるミクロの孔が、食品添加物、老廃物、不純物、放射能などを吸着し体外に排出すると言われています。

モリンガの栄養価と麻炭の浄化に注目して、玄米をまるごと使用した米粉麺が完成しました。グルテンフリーで、パスタ以外に担々麵やつけ麺などいろいろな料理にアレンジ可能。茹で上がりまで1分、米粉特有のモチモチとした食感が楽しめます。7大アレルゲンフリー※。
(※卵、小麦、乳、えび、かに、そば、落花生)

玄米粉ぱすた 沖縄モリンガ 

玄米粉ぱすた 野州麻炭 

今後も人工的なものでなく、ありのままの自然を摂り入れ健康に寄与する商品を開発していきたいそう。

自然の循環の中にいることで、人に本当の豊かさがもたらされるのだと感じました。「玄米粉ぱすた」は、いのちを大切にいただくことと地域経済までが調和した商品です。

 

企業情報

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奥田 景子

執筆者:奥田 景子

ライター(エシカルファッション、フェアトレ-ドなど)。福岡県生まれ。文化服装学院スタイリスト科卒業後スタイリスト。以降雑誌を中心にしたスタイリスト。社会的なことに興味を持ち、大学院で環境マネジメントを学ぶ。理学修士を取得。2013年から福岡を拠点に移してライターとして活動中。

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