⼀般社団法⼈⽇本能率協会（JMA、会⻑：中村正⼰）ほか4団体は、アジア最⼤級の国際⾷品・飲料展「FOODEX JAPAN 2017（フーデックスジャパン）」を2017年3⽉7⽇（⽕）〜10 ⽇（⾦）まで幕張メッセ（千葉市）で開催する。
今年は、約80ヵ国・地域から共同出展含む過去最⼤規模の⾷品・飲料メーカー・商社ら3,211社、3,881 ⼩間（国内1,263 社1,483 ⼩間、海外1,948 社2,398 ⼩間）が出展。フードサービス、流通、商社のバイヤーなど約7万7000名を超える来場を⾒込む。
今年のキーワードはユネスコ無形⽂化遺産にもなった「和⾷」や「KANPAI / OTSUMAMI JAPAN」など⽇本⾷⽂化のグローバル化、美容と健康によい「オーガニック＆ウェルネス」など2017年の⾷の最新情報を展⽰およびセミナー、イベント等で積極的に発信する。
今年の見どころとして挙げられているので主なものは次の通り：
1．出展数が２倍に拡⼤した注⽬の海外輸出コーナー「輸出⾷品〜MADE IN/BY JAPAN〜」（6 ホール）
■ 世界的なブームが続く「和食」、特にお茶の輸出量は70億円を超えた
ユネスコ無形⽂化遺産に登録後、未だ世界的なブームが続く「和⾷」。それに伴い海外では「⽇本茶ブーム」が到来。⽇本茶の輸出量は2014年に70億円を超え、3年前と⽐べて1.5倍に増加しており、⽇本政府は農林⽔産物・⾷品輸出の“重点品⽬”と位置づけ、2020年までに150億円という⽬標を掲げている。
会場では、伝統的な製法で作られた⽇本茶だけでなく、外国⼈に受け⼊れられやすいように加⼯された⾷べられるお茶やお茶を使⽤したサイダーなど数多くの⽇本茶が出展する。
■ ラーメンやそばなどの麺類を輸出先ごとにアレンジ 〜柔軟な発想の⽇本麺〜
20カ国以上に輸出しているラーメンや、買ってすぐに⾷べられるスープ付きのそばなど、その国の⾷⽂化に対応した「麺」が出展される。
■ ⽇本の技術を活かした和⾷の冷凍⾷品
解凍するだけで本格的な和⾷を楽しめる冷凍惣菜や天然海産物の冷凍⾷品など、⽇本の冷凍技術を活かした和⾷が出展。
２. 国内外からオーガニックや健康・美容によい⾷品・飲料が勢ぞろい（7,8 ホール）
今年の出展者を「オーガニック」で検索すると、国内だけで106件、「有機」で検索すると99件がヒットした。海外出展者を入れるとこの倍ぐらいはなりそうな勢いだ。
FOODEX事務局によると、「オーガニック＆ウェルネス」ゾーンでは、マヌカハニーが⼊ったワイン、ハイビスカスやバオバブを使った⾷材、⾖乳で作ったヨーグルトやオーガニックチョコなどの安全で健康的な⾷品・飲料が勢ぞろい。
また、会場全体では、α-リノレン酸(オメガ3)、オメガ6、オメガ9 を豊富に含むオイル「サチャインチオイル」、⾎液をサラサラにする「ゴールデンベリー」など今後注⽬されるスーパーフードが出展されるという。
オーガニック関連セミナー
今年はセミナーでもオーガニックに関するテーマが企画されている。
会場はホール８のFOODEXステージ。参加は当日受付、早いもの順で120席。参加費無料。スピーカーが英語の場合、日本語への通訳つき （以下、敬称略）
3月8日（水）
13：40〜15：10
「有機食品・健康食品の最新先進考察」
Organic Trade Association アメリカ 有機食品貿易促進協会
Associate Director of International Trade モニーク マレズ
コーディネーター：利根川 正則
15：30〜16：00
「有機食品・健康食品の最新先進考察」
株式会社ナチュラルハウス 代表取締役社長 白川 洋平
コーディネーター：利根川 正則
16：20〜17：00
パネルディスカッション「日本のオーガニック＆ウエルネス市場の展望」
OTA Associate Director of International Trade モニーク マレズ
株式会社ナチュラルハウス 代表取締役社長 白川 洋平
コーディネーター：利根川 正則
3月10日（金）
11：00〜12：00
米国ＳＭ業界における最新オーガニック動向
株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア インターナショナル
リエゾン・マネージャー 丹野 朱美
13：40〜14：40
オーガニック食品・サプリメントの有意性 （Significance of Organic Foods / Supplements）
ミー・スーパーフード株式会社(ME Superfood Corporation) ミハエル・クルム(Mr. Michael Krumm)
展示会ならびにセミナー情報はFOODEX 2017のサイトから：http://www.jma.or.jp/foodex/index.html
