先月末から、2月14日のバレンタインデーに向けてチョコレートの記事をいくつか掲載してきましたが、今週も皆様にお知らせしたいこだわりのチョコレートを、あと2つほどご紹介します。
そのひとつ、持続可能な農業の普及を目指す、野菜提案企業 株式会社坂ノ途中(京都市下京区、代表取締役 小野 邦彦)が、インドネシア産カカオの栽培・輸入・製造を一貫して手掛ける、Dari K株式会社(京都市北区、代表取締役 吉野 慶一)とのコラボチョコレート「ラオスの森コーヒートリュフ」を、2019年2月1日より100セット限定で販売しています。
野菜提案企業がつくる、ラオスのコーヒー「海ノ向こうコーヒー」
坂ノ途中は、ラオス北部に暮らす山岳少数⺠族の伝統的な暮らしと豊かな森を未来につないでいくため、2016年より、同地で長年行われてきた焼畑に替わる農法として、森の中にコーヒーの木を植えて育てる「アグロフォレストリー」という栽培方法を導入し、現地の生産者とともにコーヒーを育ててきました。
森の中でじっくりと熟成させたコーヒーは、クリーンな後味とほのかな甘みが持ち味です。坂ノ途中のアジアでのコーヒープロジェクトを「海ノ向こうコーヒー」と名付けました。
品質が産地を豊かに!
海ノ向こうコーヒー×Dari K(ダリケー)=コラボチョコレート
東南アジアはコーヒー栽培に適した土地がありながら、市場のコモディティ化にともなって、安価な豆ばかりが栽培され、コーヒーは品質よりも量が求められてきました。でも、近年栽培技術の向上により、各地で品質の高いコーヒーの栽培が可能になり、新たなコーヒーの産地として注目されています。
海ノ向こうコーヒーでは品質の高いアジアのコーヒーを扱い、ときには栽培や精製などの技術支援を現地で行い、森を守り、環境を維持しながら、経済や環境課題の解決策のひとつとなることを目指しています。
Dari Kもまた、生産者とともに品質向上に取り組む企業です。インドネシアのカカオ生産者に栽培・加工の指導を行い、高品質なカカオ豆を生産し適正な価格で直接購入することで、彼らの生活水準の向上にも貢献しています。そして、そのカカオで作る香り高いチョコレートを世に送り出しています。
ラオスの森コーヒートリュフ
海ノ向こうコーヒーの「ラオスの森コーヒー」を使用。
新鮮なコーヒーを抽出し、香り豊かでなめらかなチョコレートに混ぜ込みました。
オンラインショップでは、ラオスやミャンマーのスペシャルティコーヒー(豆・粉)や、コーヒー豆をそのまま生地に練りこんだクッキーなども販売しています。コーヒーがお好きな方へのプレゼントに、セットでいかがでしょうか。