国連機関や農林水産省の推計*によると、世界の食料生産量の3分の1が毎年捨てられ、日本の年間食品ロスも600万トンを超えるなど、近年、食品ロスの問題に注目が集まっています。
オーガニックコットンを通して、 みんなで “ちょっと”ずつ地球環境に貢献しようという「オーガビッツ」を推進する豊島株式会社(代表取締役社長:豊島半七、名古屋市中区)は、廃棄予定の野菜や食材を染料として活用するプロジェクトブランド「FOOD TEXTILE」(以下、フードテキスタイル)を展開。
「フードテキスタイル」とは、ただ捨てられていくものを、生まれ変わらせることで、”食”を中心として衣・食・住の生活シーンをファッショナブルに楽しむファッション業界から食品廃棄物を再活用するプロジェクトです。
食品×アパレル業界の架け橋として、フードロス問題へアプローチ
「フードテキスタイル」では、食品とアパレル業界の架け橋として、食べ物がもつ「色」に注目。食品会社・飲食店・農園の製造過程でうまれ、捨てられるのを待つだけだった野菜や食材の残渣を染料化する独自の技術を活用し、キユーピーグループの株式会社サラダクラブなど様々な食品関連企業から提供された食材を、各アパレルブランドと連携して商品化を進め、アパレル業界からフードロス問題に取り組んできました。
今回、“レタスネクタイ”や“コーヒー靴下”などの新アイテム発売を機に、ポップアップショップを3月1日(金)より、ルクアイーレ大阪と博多阪急の計2店舗でオープンし、阪急うめだ本店7階婦人ナイトウエア「アムール」では、ブルーマロウ、エキナセア、ムラサキキャベツ、レタスの残渣を使用したパジャマとピローケースを販売を開始しています。
春の新生活向け雑貨 & パジャマを初展開
ポップアップショップで展開する商品は、春の新生活にぴったりな、素材の持つ自然で豊かな色が好評の全80種以上のアイテムです。
キユーピーグループの株式会社サラダクラブのムラサキキャベツ、堀内果実園のブルーベリー、生活の木のルイボス、タリーズ珈琲のエスプレッソコーヒーを代表に、VEGETABLE、FRUIT、HERB、BEVERAGEの4カテゴリーの食品残渣が使用されています。
また、阪急うめだ本店7階婦人ナイトウエア「アムール」にて、ブルーマロウ、エキナセア、ムラサキキャベツ、レタスの残渣を使用したパジャマとピローケースの発売開始。オーガニックコットン100%の生地を使い、シルエットの美しさと快適な着心地にこだわったアイテムだそう。
今後は、百貨店・セレクトショップ等向けにライフスタイル雑貨の展開を強化し、アパレル業界からフードロス問題への取り組みをさらに継続・強化していきます。
ネクタイ(レタス、エスプレッソコーヒー、ブルーマロウ)
靴下(ドリップコーヒー)
【ポップアップショップ展開予定】
ルクアイーレ大阪
・開催期間:3月1日(金)~3月19日(火)
・営業時間:午前10時~午後9時
・場 所:8Fメンズプロモーションコーナー(住所:大阪府大阪市北区梅田3丁目1−3)
博多阪急
・開催期間:3月6日(水)~3月12日(火)
・営業時間:午前10時~午後8時
・場 所:博多阪急8FイベントルームB(住所:福岡県福岡市博多区博多駅中央街1−1−1)
こちらからも購入できます:https://foodtextile.shop/
(*平成27年度推計 農林水産省:http://www.maff.go.jp/j/shokusan/recycle/syoku_loss/attach/pdf/161227_4-55.pdf)
(*Key Findings FAO:http://www.fao.org/save-food/resources/keyfindings/en/)
フードテキスタイル公式サイト:http://www.foodtextile.jp/
豊島
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