デイルズフォード・オーガニックは、コッツウォルズが発祥の地のオーガニックカフェ&ショップです。東京ドーム700個分にもなる広大な農地では、牛、鶏、羊などの動物たちが放し飼いにされ、野菜は農薬や化学肥料を使われず栽培されています。
コッツウォルズではトータルなライフスタイルショップの他に、スパが併設され宿泊もできます。他にロンドン店もありますが、イギリス以外では日本の青山にのみオーガニックカフェ&ショップがあります。
デイルズフォード・オーガニック青山店
「こだわった食材」への情熱をお客さまへお届けする、という創始者のレディ・キャロル・バンフォードの信念のとおり、青山店でもオーガニックの食材が、シンプルで丁寧に調理されています。新鮮でシ―ズナルな食材を生かした料理を味わうことができます。
オ―ガ二ック栽培の野菜
こだわりの原材料は、認証にとらわれずトレイサビリティ―が確かなものであれば、ナチュラルとして販売されていました。肩の力を抜いたオシャレな感覚は、そんなところにも表現されているのではないかと思います。
オフホワイトのシンプルな店内には、本国のリラックスした空気感が伝わるように、コッツウォルズから持ってこられた古いレンガや流木が使われていました。
日本でも広大な農地を開拓して、オーガニック栽培ができればという希望があるそうですが、湿度が高く他の農地から農薬などの影響を受けない広大な土地の確保は、難しいのが現状だそうです。
開店当初は、オーガニックに関心があるお客さまが多かったそうですが、最近ではライフスタイルの一つとして、オーガニックに関心がそれほどない人たちも多く来店されるようになりました。
人気のドレッシングやケチャップ
イギリスの古き良きものを好む、あるものを生かしものを大切に使う、というサステナブルで洗練され文化が、日本人にも受け入れられてきていると感じました。
連絡先
デイルズフォード・オーガニック 青山店
《関連キーワード》
オーガニック, コッツウォルズ, デイルズフォード, リアルフード
執筆者:奥田 景子 ライター(エシカルファッション、フェアトレ-ドなど)。福岡県生まれ。文化服装学院スタイリスト科卒業後スタイリスト。以降雑誌を中心にしたスタイリスト。社会的なことに興味を持ち、大学院で環境マネジメントを学ぶ。理学修士を取得。2013年から福岡を拠点に移してライターとして活動中。 |