オーガニックタウンを推進する泉佐野市大木地区でランプの村「大木 HOTAL(おおぎほたる)」が実現

過去に照明アートで木造の小学校を覆い尽くすというイベント「光るアート 大木 HOTAL(Heartful Ogi Tie Art Light)」を開催した泉佐野市市民公益活動団体《みんなのまちづくり隊(代表:袋谷幸宏、事務局:大阪府泉佐野市大宮町12-6-103)》。

今回は、オーガニックタウン構想を推進する大阪・泉佐野市大木で、日本遺産に認定された農村景観地区の各民家の玄関先や街灯にステンドクラス製ランプを灯し、村全体をランプで覆い尽くすという壮大なプロジェクト「大木 HOTAL ランプの村 プロジェクト」を築150年の古民家「みんまち村」を拠点にスタートさせました。

 

大阪府泉佐野市の山手にある大木地区は関西国際空港のすぐ近くで、大阪市内からも1時間以内に来れる立地ですが、人口減少と高齢化率が進む過疎の村となりつつあります。

また、この地は日根野荘(ひねのしょう)といい、室町時代に関白 九条政基公が直接統治し、当時書かれた日記や描かれた絵図と今の農村景観とがほぼ変わりなく残っていることから、令和元年に日本遺産に認定されました。

かつて日本三大ホタルが生息できる環境にありましたが、ホタルは田んぼの農薬や洪水などによって姿を消してしまいました。住民たちはホタルの飛び交う姿を思い出しては、「いつか、ホタルをまた復活させたい!」との思いから、ランプの村「大木 HOTAL」プロジェクトがスタートしたのです。

ランプは同地区に工房を置くステンドグラス作家の中野一夫先生による指導・監修のもと、市内外の人も参加しながら一つ一つ丁寧に作られています。

 

ランプの日ツアー

毎月第3土曜日のランプの日の夜に、手作りで完成した大木 HOTAL(ステンドグラスランプ)の点灯式を行いながら、大木地区の魅力と注目度を上げてゆく活動を行います。その積み重ねが、まちの価値を高め、定住促進、観光振興、産業振興等、あらゆる好転が生じ始めるでしょう。

現在、「太陽」、「山」、「風」、「蛍」、「お花畑」、「炎と水」、それぞれの名称が付けられた大木 HOTALがまちなかで輝いており、その輝きを見る為に訪れる人が現れ始めています。

毎月第3土曜 夜
次回:9月18日(土) 19:30~
場所:泉佐野市大木144周辺

 

その他の取組み

地域の企業や団体と連携し、地域活性化第6次産業化プロジェクトとして、地元老舗和菓子メーカーである「銘菓創庵 むか新」ともなか「いろは蔵」の原料でもあるもち米を生産したり、洋菓子店「パティスリー アン・スリール」と日本遺産土産で優秀賞を受賞された米ぬかクッキー「さのかるたクッキー」の原料である無農薬米の生産を再スタート。

休耕田だった田んぼを活用したビオトープ作りも同時進行したところ、この夏、本物のホタルが棲み着いたことが確認されました。

また、地元特産品でもある泉州タオルの袋谷タオル合資会社様とタオルの原料である綿花を無農薬で育てるオーガニックコットンチャレンジプロジェクトにも参画しています。

 

お問い合わせは:

泉佐野市市民公益活動団体 みんなのまちづくり隊
事務局:大阪府泉佐野市大宮町12-6-103
e-mail:minmachi2015@gmail.com

URL:https://minmachi.org/

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