最近食事で油を摂りすぎているな、と気になっていたら、お茶を発酵茶に変えてみては。ダイエットに摂り入れられている、微生物発酵による中国のプーアル茶。いま、日本でも微生物で発酵させたお茶の油分解効果の高さが注目されています。
「国産オーガニック発酵緑茶」は、泡盛や焼酎の発酵に使われる黒麹菌という微生物によって、1週間かけ最適な温度と湿度が管理されたクリーンルームで発酵させた微生物発酵茶です。
※中国のプーアル茶は自然発酵によるものが多い。⇒茶葉中の酸化酵素や加水分解酵素などの内生酵素が働いている。(文献:中国黒茶のすべて(幸書房)の4Pに記載)
黒麹菌の力で発酵
検査機関(株式会社ファルコバイオシステムズ、株式会社静環検査センター)の調査で、黒麹菌で発酵させてつくる「国産オーガニック発酵緑茶」には、本来含まれている脂肪の燃焼や吸収抑制に働く有効成分「テアデノール」「没食子酸」「重合カテキン」が、一般的なプーアル茶より何倍もアップしていることが明らかになりました。
脂肪の燃焼、内臓脂肪が体内に蓄積されてしまうのを防ぐ役割がある「テアデノ―ル」は、ダイエット効果も期待できることから「やせホルモン」とも呼ばれているもの。なんとプーアル茶の140倍も含まれていました。
茶葉を発酵してつくられる天然成分の「没食子酸」は、プーアル茶の約2倍です。食事と一緒に摂ることで脂肪がつきにくくなるそう。
お茶に含まれるポリフェノールの一種「重合カテキン」は、発酵過程でカテキンが変化したもの。プーアル茶にくらべ約1.7倍あり、脂肪の吸収を抑える効果が期待できます。
「国産オーガニック発酵緑茶」は、国内流通量がわずか3.4%の有機国産茶葉が使用され、発酵茶独特の臭みを消すために「香味発酵」で飲みやすさも追求されています。食事中に飲むことで、さらに脂肪吸収のブロック効果が働き脂肪がつきにくくなるそう。
また本来発酵茶は、体への刺激も少なくリラックス効果もあるもの。発酵食品のひとつなので、腸内環境を整えアレルギー緩和も期待できそうです。
国産オーガニック発酵緑茶 150g(5g×30包):3,120円(税込)
美容のためには、健康的なダイエットが必要です。バランスの良い食事や適度な運動などなど…心がけることはいろいろあるけれど、毎日の生活や体の状態をチェックしながら食品を選んでいきたいですね。
国産オーガニック発酵緑茶(ヤマサン) http://www.kyotoyamasan.jp/
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執筆者:奥田 景子 ライター(エシカルファッション、フェアトレ-ドなど)。福岡県生まれ。文化服装学院スタイリスト科卒業後スタイリスト。以降雑誌を中心にしたスタイリスト。社会的なことに興味を持ち、大学院で環境マネジメントを学ぶ。理学修士を取得。2013年から福岡を拠点に移してライターとして活動中。 |