家で過ごす時間が増えて、暮らしに快適さが求められています。そして、食と共に「免疫」に注目が集まっています。
もとは材木店からスタートした「伊豆山建設株式会社」が運営する「イズヤマリゾート」は、自然素材を使った健康住宅を提案しています。さらに、2020年7月13日から、免疫力に特化したという「免疫力の家」が販売開始されました。
免疫とは、私たちのカラダを病原菌やウイルスから守ってくれるシステムのひとつ。また、アレルギーは、本来体を守るはずの免疫が、自分自身を傷つけてしまうエラー反応のこと(参考:アナフィラキシーってなあに.jp)。免疫力の家とは、どんな家でしょうか。
アレルギーに悩む人々のニーズに応えるために企画された「免疫生活」
洗練されたデザイン
精神的な影響が大きいシックハウス症候群やハウスダストによるアレルギーは、一度発症してしまうと治りにくく、うつ病などに発展してしまうことがあるそう。免疫力の家とは、なるべく医師や薬に頼らず、一番長くいる家の中で、下がってしまった免疫力を上げるために開発された住宅です。
統一されたカラートーン
免疫力の家の「免疫生活」は、身体の免疫、心の免疫、建物の免疫という3つのコンセプトで構成されています。まず、体の免疫では温熱環境による血流の促進・代謝の促進。次に、心の免疫では色や香りによる精神の安定・副交感神経優位・リラックス効果。最後に、建物の免疫では耐震性能の向上・結露対策による建物の寿命向上とランニングコスト削減です。
無垢の木材がふんだんに使われています
そして、16のプログラムがあります。
身体の免疫に対応するのは、そして、北海道使用の「パワーウォーム断熱」、紫外線99%以上、赤外線90%以上をカットする、「遮熱ガラスコートシステム」、水回りの汚れを除去する「ウルトラファインバブル」、室内空間を無毒化する「無毒化石膏ボード」、設計空間デザイナーによる「理想型デザイン」。
漆喰の壁と木材の相性も抜群
心の免疫には、色彩科学研究所でファミリーカラーを診断して、家族の繁栄や運気アップにつながる色を取り入れること。寝ている間に免疫を整えるホルミシス「ラドン漆喰」。電磁波のマイナスをプラスに変える「電気誘導翻訳装置分電盤」、室内空間の抗体力を高め、分解、抗菌、消臭、防汚が出来る「空間抗体リキッド」が使われています。
耐久性とデザイン性を合わせ持つ
建物の免疫である結露対策・耐久性に対応するのは、ダクトレスなのにエアコン一台で全室空調できること。さらに、木材などを保護するために99.5%以上のガラス質を誇る液体ガラスを採用、耐震システムの「パワーブリッド工法」、60年の長期保証プログラム「ロングサポート60」、24時間365日対応する「お客さまコールセンター」。
心地よい空間
生ゴミの排出をゼロにする「刃のないディスポーザー」と、自然農栽培ではよく行われている、心と身体と建物と3つすべての免疫力を高める「生体エネルギー」が応用されたシステムも。
住まいを家族が元気に過ごせる環境に
激しい運動やストレス、化学物質にさらされ続けることで、免疫力は低下してしまいます。でも、健康に過ごしていれば、すぐにカラダは回復していくもの。メンテナンスも少なく安心して長く暮らせる家は、仕事場としても、集中力が高まり効率アップしそうです。
免疫力の家 https://www.immunity-home.com/
イズヤマリゾート https://izuyama.com/
執筆者:奥田 景子 ライター(エシカルファッション、フェアトレ-ドなど)。福岡県生まれ。文化服装学院スタイリスト科卒業後スタイリスト。以降雑誌を中心にしたスタイリスト。社会的なことに興味を持ち、大学院で環境マネジメントを学ぶ。理学修士を取得。2013年から福岡を拠点に移してライターとして活動中。 |