2019年12月、クリスマスを控えた長崎に行く機会がありました。そこで、「長崎」「オーガニックスーパー」で検索したところ、一番最初にリストされたのが自然食品店「野の花」でした。
くらしのなかの化学物質を減らすことをモットーに掲げるナチュラル&オーガニックの「野の花」は、1997年に創業。最初は石鹸の販売からスタートし、自然化粧品から未病を保つための体にいい食品までへと取扱商品を広げてきました。
現在では、長崎市の繁華街浜町(はまのまち)のベルナード観光通りアーケード入ってすぐのところに位置する浜町店、長崎市の中北部、副都心といわれる住吉町(すみよしまち)にある住吉店、長崎くんちで有名な諏訪神社にほど近い新大工町(しんだいくまち)にある新大工町店の3店を運営しています。
なかでも、季節により変動はあるものの、およそ1000種類の商品を取りそろえているという浜町店をご紹介しましょう。
ちなみに、通り名のベルナードはフランス語で美しい「Belle(ベル)」と、散歩道「Promenade(プロムナード)」を合わせた言葉だそう。
長崎市のブルーの路面電車で思案橋のとなり「観光通り」で降りると、すぐそばに観光通りのアーケード入口があり、お隣がカステラで有名な文明堂という、見つけやすい場所にあるのが「野の花 浜町店」です。イタリアのオーガニックパスタで有名なジロロモーニさんの旗が翻っていました。
店内の壁全面に、お米や調味料、加工食品、レトルト食品、お菓子などの食品から石鹸や洗剤、ナプキン、スキン&ボディケア用品などの雑貨まで、ひしめき合い、所狭しと並んでいます。冷蔵庫も置かれていて、牛乳や乳製品、お豆腐、豚肉、ソーセージ等の生鮮食品も購入することができます。
入って右側にあるパン籠。長崎県は九州のなかでも一人あたりのパン消費量が福岡を抑えて堂々1の県。全粒粉を使った天然酵母のパンなど、日替わりでさまざまなパンの味が楽しめるとか。
訪問した日には、佐賀県唐津の国産小麦、天然酵母、自然塩を使用するという「パン自然工房 麦わらぼうし」のパンと島根県出雲市の国産小麦、天然酵母を使う「まるべりー工房」のパンがありました。「どうしても天然酵母のパンが欲しい」という固定のお客様が多いそう。
葉物の有機野菜は、種類や時期的な問題があったのかもしれませんが、長崎県産のものはほとんどなく、佐賀県や大分県、熊本県、島根県、沖縄のものが並べられていました。
主成分の「イヌリン」が糖尿病やメタボに効くといわれるキクイモでオーガニックのものがありましたよ。病気になる前に食べるのをお勧めする「野の花」さんならではの健康食品ですね。
「野の花」は、取締役社長の永田 緑(ナガタ ミドリ)さんのお父様が始めたお店です。商品の選択方法や安心安全・オーガニックの考え方、
東京のオーガニックの展示会などにも足を伸ばし、オーガニック店で見られるような定番商品はもちろん、あちこちまわってお店を訪ね、見つけた隠れた名品など、実際に食べて、本当においしい、
そのために、「野の花」では、化粧品や健康食品の10%OFFの日や「野の花」カードのポイント2倍デー、5%OFFの「野の花」デ―、偶数月のグーグーデーセールなど、さまざまなタイミングでディスカウントセールを行っています。ですので、ナチュラルやオーガニックに関心のある方やちょっとだけでも知ってみようという方にはfacebookは要チェックです。
訪問した日は「野の花」デーでしたので5%引きでした。今年の歳末BIGセールは29日(日)までです。
野の花
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