いま自然環境や健康、アニマルウェルフェアなどいろんな面で、私たちのライフスタイルにオーガニックはアプローチしています。とくに食に関しては、オーガニックスーパーや宅配も増え消費者の意識は高まりを見せています。
そこで最近注目されているのが「加工食品診断士」。加工食品診断士の養成講座では、添加物や加工食品に関する知識や「食」に対する判断基準とぶれない選択肢をもつため、外食産業のスペシャリストから主婦まで幅広い方々が学んでいます。(一般社団法人 加工食品診断士協会)
最高の原材料と美味しさを追及するスイーツメーカー「KONDITOREI ERDBEERE(コルディトライ・エルトベーレ)」の佐藤美夏(さとう みか)さんは、加工食品診断士でもある人。日本では大変希少な有機JAS認証の国産乳製品をプロデュースしました。それが、有機乳製品ブランド「SetanA organic(セタナ・オーガニック)」です。
乳製品の有機JAS認証を取得するためには、有機畜産物の日本農林規格をクリアする必要があります。有機畜産とは、有機飼料を食べている家畜というだけでなく、土地や植物及び家畜の間に調和のとれた関係を構築し、家畜の生理学的要求や行動学的要求に配慮(アニマルウェルフェア)されていることが必要です。
(農林水産省 有機畜産物の日本農林規格)
そして、生産工程の加工施設に関しても有機JASの水準を満たす必要があり、国土が狭い日本では大変困難です。
北海道・瀬棚(セタナ)の牧場。
デンマークと同緯度にあり、風が強く湿度が高いというノルマンディー気候に近い特徴ある大地
もとは和菓子をつくっていた「KONDITOREI ERDBEERE」が、新たに洋菓子をつくるため有機バターを求めていたことがきっかけに。25年前から有機に取り組んでいた北海道・瀬棚(セタナ)にある牧場と小さな乳製品ファクトリーは、2007年に日本で初めて乳製品の有機JAS認証を取得して以後、ずっと高い水準を保っていました。「SetanA organic 有機バター」は、その地で有機酪農家のパイオニア達と佐藤さんが出会って生まれました。
SetanA organic 有機バター 150g:5,400円(税込)
「SetanA organic 有機バター」は、国内の一般バターの年間生産量・約6万トンに対して、年間で100㎏程度しか生産できないという貴重なバター。大手の乳製品メーカーにあるような大きな機械もなく、一瓶一瓶が手作業で詰められる乳製品のオートクチュールといえるものです。
SetanA organic 有機バター150g×2個:10,800円(税込)
佐藤さんは「販売しているものが食品の場合、お客様が元々『食』に興味を持っておられるので、販売をするだけで、『売ったら終わり』ではなく、お客様と『食』に関する情報を深めるコミュニティの場に広げられたらと思っています」と語っています。
情報があふれている現代では、商品がつくられる現場を知り、商品をつくっている人の顔が見える。そんな信頼感が大切だと感じられます。
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セタナ・オーガニック「有機バター」 150g 1個
>>セタナ・オーガニックの「有機バター」は以下の対象商品にもなっています<<
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執筆者:奥田 景子 ライター(エシカルファッション、フェアトレ-ドなど)。福岡県生まれ。文化服装学院スタイリスト科卒業後スタイリスト。以降雑誌を中心にしたスタイリスト。社会的なことに興味を持ち、大学院で環境マネジメントを学ぶ。理学修士を取得。2013年から福岡を拠点に移してライターとして活動中。 |