12ブランド160種を集めたクレヨンハウスの「オーガニックチョコレートマルシェ」

東京・青山のオーガニック専門店クレヨンハウスの野菜市場では、クリスマスが近づくこの時期から翌年3月まで、「オーガニックチョコレートマルシェ」を設置しています。

これは、2014年秋に「世界中のオーガニックチョコレート、すべてと出会いたい!」プロジェクトとしてスタートしてから恒例となっている催しです。


 
今年は、日本で販売されているオーガニックチョコレートのほとんど、すなわち、チョコレート製造で有名なベルギーやスイスはもとより、ドイツ、イギリス、フランス、オーストリア、カカオ生産国ペルーなど、世界10か国から12ブランド160種ものチョコレートが集められています。

一つところでこれほどの規模でのオーガニックチョコレートの販売は、おそらく国内ではクレヨンハウスだけ!
 
 
売り場責任者によると今年のトレンドは、「ダークチョコレート」と「フレーバーチョコレート」、「バータイプチョコレート」。

ダークチョコレートとは、40%以上のカカオマス、ココアバター、砂糖、レシチンや香料で作られ、乳成分が入らないチョコレート。ビターチョコレートとも呼ばれ、カカオの含有量が%でパッケージに表示されているので、試食や購入の目安にできます。


 
フレーバーチョコレートとは、いちごやラズベリー、オレンジやレモンピールなどのフルーツやミント、ヴァニラ、ジンジャーなどのフレーバー成分が餡として含まれたり、練り込まれたりしてあり、一番人気はオレンジだとか。


 
近年、スーパーフードや雑穀をバータイプにした商品が手軽な栄養補助食品として広まっていますが、バータイプのチョコレートにも手を伸ばす人が多いそう。ユニークなライスミルクバーもありますよ。


 
さらに、トレンドの「キャロブ」や「ヴィーガン」、原材料を加熱せず、47℃以下の低温で作る「ロー(Raw=生)」といった言葉を冠したもの。また、砂糖の代わりに消化時の血糖値の上昇を示すGI(グリセミック・インデックス)値の低い「アガペ(シロップ)」を使ったもの、上述のライスミルクを使ったものなど、健康志向のチョコレートが多いのも今年の傾向といえるでしょう。

 
一番購入されているチョコレートは種類も豊富なピープルツリーのフェアトレード&オーガニックチョコレート。クレヨンハウスではチョコレートの「定番」の地位にあり、なかでもミルクが人気だそう。


 
ここでは、有機JASマークはもとよりEUのリーフマークやフランスやドイツのABマーク、Bioマークの付いたオーガニック認証のものからフェアトレード、認証は取得しないが、同レベルの品質のものとして確認して販売しているという「第3世界ショップ」の商品群、同じく、認証はないが、有機原料を使った国内産の商品などが販売されています。


 
今年、日本に初上陸した英国のオーガニックブランド「Conscious」。ローチョコレートのマカ&スピルリナ、シトラス、チアココナッツを店頭販売しているのはほとんどないので、ここでしか買えないかもしれないとのこと。当サイトのConsciousに関する記事はこちら

 

160種の半分はすでに試食したという、店長の加藤さんに、一番のお気に入りを聞いてみると、オーガニックアガベダークのピンクソルトを紹介してくれました。カカオマス含有量が多いダークチョコレートに糖分としてメキシコ産のアガべシロップが使われ、ヒマラヤのピンクソルトの塩分が効いていて奥深い味わいになっているそう。


 
クリスマスからヴァレンタイン、ホワイトデーまで、チョコレートに纏わるイベントのすべてを包括して3月まで設置されるクレヨンハウスの「オーガニックチョコレートマルシェ」では、毎週土曜日は試食の日。

世界中から集められたオーガニックチョコレートマルシェで、あなたのお気に入りのチョコレートを見つけましょう!
 

クレヨンハウス
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