世界各国の映画祭で多くの観客賞を受賞した映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』

自然を愛する夫婦が、息を呑むほど美しい”究極の農場”を創りあげる8年間を追った奇跡のドキュメンタリー映画が日本でも公開されます。映像作家が農場を創り上げるという特異なケースにより、リアルでかつ美しい作品に仕上がり、誰しもが自然の驚異に感嘆すること間違いなしの必見作品です。

ストーリー

殺処分寸前で保護した愛犬トッドの鳴き声が原因で大都会ロサンゼルスのアパートを追い出されたジョンとモリー。料理家の妻は、本当に体にいい食べ物を育てるため、夫婦で郊外へと移り住むことを決心する。しかし、そこに広がっていたのは200エーカー(東京ドーム約17個分)もの荒れ果てた農地だった。

時に、大自然の厳しさに翻弄されながらも、そのメッセージに耳を傾け、命のサイクルを学び、愛しい動物や植物たちと未来への希望に満ちた究極に美しい農場を創りあげていく。自然を愛する夫婦が夢を追う8年間の奮闘を描いた感動の軌跡です。

<購入時の荒廃した農地>                            

<8年の努力を経て、自然の軌跡が織りなす農地に>                     

<あまりにも広大な農地を手に入れ、次々と起こる苦難と奇跡は、農業のリアルを教えてくれます>

<農場主であり、映像作家であるジョン・チェスター>

目を見張るジェン・チェスター監督のコメント

農場を始めて数年間は、土地を耕し、土壌を作りなおして自然と共存するという私たちの計画がうまくいくのか不安でした。でも、5年が経った頃に、ある変化が起こりました。野生生物や様々な昆虫が帰ってきて、悩みの種だった害虫の侵入を減らすのを助けてくれたのです。

私がインスピレーションを得たのは、通常雑草とされる植物など、私たちが問題視していたものが、実は土に還ることで果樹の重要な栄養素になっていたことに気づき始めた時でした。農場は私たちが始めたことを受けて、複雑な免疫システムを自ら再構築していました。

私は果樹園を歩いていて、ほんの数日前までアブラムシに覆われていた木の横を通りかかりました。アブラムシは植物の汁を吸い、それを枯らしてしまいます。でも、その木にアブラムシはもういませんでした。代わりに、何百匹ものテントウムシ、つまりアブラムシの天敵が集まっていました。私たちが農場をテントウムシにとって暮らしやすい環境に整えていたので、戻ってきてくれたのです。

2020年3月14日(土)
シネスイッチ銀座、新宿ピカデリー、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国公開!

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執筆者:ルミコ ハーモニー

アーティスト・活動家。日本生まれ。フィンランド人と結婚後3児と国際的な暮らしを実践。親子で国際交流を支援するNPO法人ザ・グローバル・ファミリーズ創立者/副理事長。英語でアートをやる集団LITTLE ARTISTS LEAGUE創立者/アートディレクター。株式会社アマナ コミュニティマーケティングDiv.コミュニティプロデューサーとして多方面にて活動中。

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