新米の季節到来!滋賀県のオーガニック近江米『こしひかり』販売開始

有機農産物に対する購入意欲の高まりを受け、滋賀県では、農薬や化学肥料を一切使わないオーガニック農業を推進しています。

都道府県単位としては初めて、「滋賀県産オー ガニック」としてブランディングした、近江米『こしひかり』が、9 月 16 日からイオンモール京都桂川他 4 店で、9 月 28 日からは東京・日本橋の情報発信拠点「ここ滋賀」で販売が開始されます。

今年の販売数量は、計 10 トンの限定販売(予定)となり、滋賀県野洲市では、出荷に向けた収穫作業が最盛期を迎えています。

オーガニック近江米の生産者(野洲市)

<PRイベント>
■ ここ滋賀「オーガニック近江米デビューイベント」
日時:9 月 28 日(土)・29 日(日) 10:00~20:00 頃
会場:ここ滋賀1Fイベントスペース
内容:オーガニック近江米の試食・販売

 

【商品概要】

商品名:滋賀県産オーガニック近江米「こしひかり」容量:2 ㎏
価格:1,280 円(税別・イオン店頭参考価格)

<オーガニック近江米とは>
化学合成農薬・肥料に頼ることなく、太陽、水、土、多様な生き物の恵みを生かして、滋賀の人と自然が育てたお米です。

<デザインコンセプト>
稲穂の実る黄金色をベースに、滋賀の自然を象徴する琵琶湖とまわりの花のモチーフで農産物の花をイメージしました。県内各地でオーガニック農業が広がる様子を表現しています。

<販売店舗>
イオンモール京都桂川、イオンスタイル大津京、イオンモール草津、イオン近江八幡店、イオン長浜店、ここ滋賀(期間限定)で販売開始。

 

【滋賀県産オーガニックの取り組み】
農林水産省が有機農産物に関する国内消費者の購入意識を調べた調査(2018 年 3 月発表)によると、有機(オーガニック)を「現在購入している」人が 18%、「購入したいと思う」人が65%で、8 割以上の人に購入意欲があります。

一方で、有機農産物は、栽培管理、雑草対策が必要です。県の調査では一般の栽培に比べ労働時間が 2 割以上増え、多大な労力がかかるなどし、量販店には流通していませんでした。

滋賀県は、2001 年から環境保全型農業を推進しており、近江米の 44%が農薬・化学肥料を通常使用量の半分以下で栽培されています。さらに、今年度から都道府県では初めてオーガニックを全面的にバックアップし、以下の取り組みを推進しています。

①除草機導入の助成
②有機 JAS 認証取得のため、説明会の開催と費用の補助
③米袋用のパッケージデザインを作成し、知事自ら PR

滋賀県は、オーガニック近江米の推進により近江米のブランド力向上を目指すとともに、より持続性の高い農業生産を拡大し、農薬や化学肥料を一切使わない農産物を「滋賀県産オーガニック」として、国内外へ向けて発信する計画です。

 

お問い合わせは:滋賀県農政水産部
食のブランド推進課
TEL: 077-528-3895( 直 通 )
E-mail:Organic@pref.shiga.lg.jp
 

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